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誰にとっても、日々の暮らしは かけがえのない時間。ひとつひとつを大切に物語をつむいでいきたい


by hituzi-to-yagi
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カテゴリ:書庫( 16 )


『THE WIND IN THE WILLOWS』は
日本では「たのしい川べ」として1963年に岩波書店からでている。
今回、縁があって初めて読んでみた。
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本を開くと、自然の描写がとても美しく、すーっと物語に入ってしまって、途切れることなく
最後まで楽しめた。
楽しさにも幾重もの厚みがあり、そしてとても繊細な心地よさが隅々まで行き渡っていた。
音なのだろうか、綺麗な言葉のおかげで、音楽を聞いているようだった。
川のせせらぎか風のなかに佇んでいるうちに通り過ぎていったようでもある。

実際には日常の合間合間に読んだので読む作業は何度か中断したのだが、それでも気持ちが
途切れることはなかった。そのことがまたとても興味深かった。

私は作者のケネス・グレーアムをまったく知らない。
予備知識もなかったし、故に先入観もなく読んだ。
ただ、昔からどこの図書館に行っても置いてあって、背表紙、表紙は見知っていた。
そういう意味では私にとってはまったく知らない仲でもなかった。
しかし本を開いてみることはなかったので顔見知りとはいかない。
そういう本は当然たくさんある。そのうちの一つだった。

この本を読み終わったときの思いをどう言葉で表現したらよいか。
とても嬉しくて、私にとっての一番思い入れのある本のその隣りに並ぶ本になりそうだ
とそのときは思ったのだが、一週間以上経って気持ちが静まってみると、
まあそう慌てて決めることもないと思って、今の自分の様子を眺めているという状況。

この本を読み終わったときに、実はなぜか別の本のことが思い出されて仕方がなかった。
それはA・A・ミルンの「クマのプーさん」と「プー横丁にたった家」。
内容は「たのしい川べ」と似ても似つかないと私は思っていて、でもだからこそ思い出すのだろうか。
クマのプーさんも大人になってから読んだのだが、こちらも独特の読後感があって忘れられない一冊になった。

誰しも大人になってからも子どものときの気持ちとのあいだを行き来することがあると思う。
私自身は割とそういう機会があって、その時間を楽しんでいる。
それとは別に、誰しも子供時代の幸福で特別な時間があったと思う。
これはもしかしたら覚えていない人もいるのかもしれない。
あるいは今となっては思い出せないと言ったらよいか。
一瞬のような永遠のような時間というか、あるいは心持ちと言い換えてもいいかもしれない…。
その『子供時代の特別な時間』をミルンはプーのなかで描いていると感じた。

読んだかたはお分かりかと思うが、プーの最後の章が始まったときのあの書き出しに(!)こころのなかで、
「え、この時間を終わらせちゃうつもり?なんて作者はひどい人なの!!」と思った。
そう、もちろん、作者は大人なんだからそれが当たり前かもしれない。
いつかは終わりがくる。それが当然だ。
でもプーのために言っておくと、その時間は永遠にそこにある、ということを信じさせてくれる描き方を
ミルンはしていて、だからこそ、プーは、大人になった人からも信頼されうるのだろうと思う。

そのクマのプーさんに比べて、たのしい川べは最初から、たのしいだけではないもっと現実的な生き死にの
厳しさをそこここに織り交ぜているし、その厳しさのなかでいきる美しさがハッキリと描かれている。
が、それらはとてもさりげなく織り込まれていて、おはなしから突出していない。
気が付かないで済むくらい。
それをなんと言っていいか…うまい言い方が見つからないが…時間が経つほど静かに効いてくるおはなしで
この余韻がすごい。

そしてモグラさんも川ねずみさんもアナグマさんも、出てくる人物の誰もが
自分に引き寄せて感じることができるくらいよく書きこまれていて、書きこぼしがない、
そのことがとても嬉しかった。
通常の人間関係でも、人がたくさんいれば割りを喰う人もでてくるのが普通だが、ここではそれがない。
こんなに安心して読めることほど嬉しいことはないと、読んで初めて気がつけた。
ヒキガエルはちょっとあまりに子供らしさが描かれ過ぎていて私にはくどく、うう~ん…と思わなくもないが
一方で、ヒキガエルに成りきって悪徳の限りを尽くせる解放感があって、そこがたまらなかった。
ヒキガエル、嫌いじゃないゾ(*^^*)

他にも牧神パンの出てくる章やそれぞれの家がでてくる章がとても印象的で、映画を観終わったときのように
誰かと語り合いたくなる、そういう本だった。

読了後に、それぞれの本を子供時代に読んだという人から話を聞いた。
プーさんに子供時代に出会った人の一人は、大人になった今もなにか物事にぶつかったときに
「プーだったらどうするだろう?」と考えるのだそうだ。
そのかたにとって、プーはちゃんと居て、今もプーのいる世界と地続きなのだろう。
羨ましく思った。
子供時代にそういう味方を得ることができたら、その後の人生はどんなに心強いだろう。

また、たのしい川べを子供時代に読んだ一人は、たのしいおはなしとして今でも心に残っていて、
今でも時折読み返すのだと教えてくれた。
その人にとってもたのしい川べは今もちゃんとあって、いつでも戻ろうと思えば戻って行ける場所なのだろう。

本の読み方は様々で、本の数分、人の数分、幾通りもある。
ましてや本はどうしても必要なものでもないだろう。
私もそう思っている。
実際のたくさんの人との関わり、自然のなかでの経験など、私にとって『なくてはならないもの』は
本以外にもたくさんあった。
でも同時に本もあったからこそ、私は豊かでいられたし、独りのときも楽しくいられた。
こうして人の話を聞いてみても、人と本とは特別な関わり方ができるんだなと感じる。
それがおもしろい。
とてもおもしろい。




















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by hituzi-to-yagi | 2016-02-01 11:59 | 書庫

9月の読書(2013年)

☆読書

くんちゃんのだいりょこう
スーホの白い馬
ちいさいしょうぼうじどうしゃ
小さなカフェはじめました
90歳ヒアリングのすすめ
風に吹かれて

☆読み聞かせ(見学・セミナーも含む)

はじめてのおつかい
くんちゃんのはじめてのがっこう
はらぺこあおむし
Waiting for Wings
ぐりとぐら
2ひきのわるいねずみのおはなし
ちいさいしょうぼうじどうしゃ
しょうぼうじどうしゃ じぷた
あくたれラルフ
100万回生きたねこ
しずかでにぎやかなほん
カングル・ワングルのぼうし
金子みすゞの詩の本
ひとまねこざると きいろいぼうし
おさるのジョージ チョコレート工場にいく
みみずくとねこのミミー
     (以上、読み比べセミナーより)

ちいさなうさこちゃん
うさぎ
黒ねこミケシュのぼうけん
海のおばけオーリー
がちょうのペチューニア
へびのクリクター
とおいところへいきたいな
サリーのこけももつみ
もりのこびとたち
ねむりひめ
もりのなか  等々…

Memo

「90歳ヒアリングのすすめ」はとっても面白い試み♪
以前、「ひょっくりいも 民俗学へのすすめ」という本で、地域のお年寄りに生活の様々なことを聞き取りした内容と民俗調査に関わった調査員の思いが書かれた文章を読んで、民俗調査の仕事に憧れたことがあります。暮らしというのは社会の変化に伴って多少 姿、形を変えていくものですが、普遍の部分があって、その部分を垣間見たときに、「ひとの暮らし」や「思い」が浮かび上がってくるように思います。そういうのがたまらなく好きです。

90歳って、『近代』をすべて経験されているんですよね。
当然ひとりひとりの立場、経験は違う訳ですが、それでも丹念にお話を聞いていったときに、今の人でも納得できるなにかがでてくると思うんです。
それだけ、幾つもの時代を生きて、目撃して、経験して、考えたことは、私たちにとっても宝物なんじゃないかな、とも思います。近所で90歳以上のかたを探したときに、どれだけのかたがいらっしゃるのか、見当がつきませんが、やってみたいな~と思ったり♪♪♪

本を読んでから日が経ってしまったのですが、改めてネット上で探してみると、90歳ヒアリング事務局というHPができたようです。
Facebookも素敵なので、興味のあるかたは一度訪れてみてください。と関係者でない私が言うのも
なんですが(^^;

なぜ90歳ヒアリングなのかについても書かれているページがあります。
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by hituzi-to-yagi | 2014-03-13 16:31 | 書庫

8月の読書(2013年)

☆読書

紅茶なきもち 
いのちの未来と原発と
人麻呂の暗号(再読)
かぞくの時間vol.89
かぞくの時間vol.102
フェルト自由自在

*個人の記録のため雑誌類も読書として数えています

読み聞かせ(見学)

トラとホシガキ

Memo

この夏、帰省の途中、「紅茶な気持ち」と「いのちの未来と原発」の著者のスウさんのお宅を訪問した。一方的に本を通じて存じ上げてはいたけれど実際にはお会いするのは初めてだったし、スウさんもとっても驚いてらした。

スウさんとの出会いのきっかけは、茨城県東海村のJCOというウラン燃料加工工場での臨界事故だった。当時、事故の一報目を聞いたとき大変なことが起きたと思った。しかし報道ではその中身、責任の所在について社会的にほとんど追及されることがないまま終わっていった…それが私個人の印象だ。
周囲の身近な人に私の感じる疑問を話しても、「この事故はたまたま」「技術先進国日本においてこんなことはめったに起こりえない」という反応が大半だった。私はその受け止め方に戦慄した。

この事故は「原子力発電事業」という、国が推進して行っている機構に直結する施設(JCOは日本の原子力発電の燃料の約40%を製造していた)で、ウランの取り扱い方に根本的な問題があって起きた事故である。
それが「たまたま」なわけはない。
組織内部に腐敗があってのことであり、そして人は間違いを犯すものなのだ。

そんなときに何か本当のことを知る方法はないかと探していたら、「東海村であの日何が起こったのか」という冊子と出会った。これは1999年10月26日に金沢で藤田祐幸さんが講演したものを≪原発のお話*出前のお店≫のたか子さんと≪紅茶の時間≫のスウさんがまとめたものだった。とてもわかりやすくあの日起きたことの真実をまとめてあった。

そこからスウさんがされている「紅茶の会」にも興味をもった。子育て中のお母さんたちが最初は育児サークル的なところから始まったが、チェルノブイリ原発事故があって、自分のこどもたちのいのちの未来を守るためにもっと原発のことを知ろうと立ち上がった会。いつか直接お話を聞いてみたいと思いながら、10年以上が経った。そして2011年3月の地震と福島第一原子力発電所での事故が起き…。今年の夏、ようやく、ようやくである。

ちなみに当時、「原子力市民年鑑」(99年度版)という本も手に入れたのだが、これが今回の事故を理解するときにリアルタイムに役に立った。放射能の崩壊の仕方や事故の際にどうなるかなど具体的に書いてあった。またこの本には、当時の日本に存在する原子力発電所関連の情報がほとんど載っており、新聞に小さくしか掲載されない発電所での事故(事象と書かれる)の履歴もそれぞれ辿れるようになっている。他にも核燃料サイクルや廃棄物、地震、原子力行政、原子力産業、エネルギー、原発立地市町村の地域経済等に関して様々な内容が書かれている。
(損傷や事故の件数と内容を自分の目でしっかり確認したうえで、本当に安全か、今後も再考する必要があるように思う・・・私自身は必要ないという考え。原料の採取に伴う被曝問題、核廃棄物の処理方法を持たないまま運転していること、そして地震などの多い日本に適切とは思えない、等・・・問題が多々ある)

以上、「紅茶なきもち」と「いのちの未来と原発と」に関する個人的なMemo。

「人麻呂の暗号」は日本人の由来を言語面から推理した本で、何度読んでも新しい発見があって面白い。ちょうど「トラとほしがき」という絵本を見たのだが、韓国と日本の国の共通点を見るとなしに見ると浮かび上がってくるものがあって、一層面白かった。

8月の読書と言いながら、これを書いているのは12月で、折しも特定秘密保護法案が成立したとニュースが流れて2週間くらいだが、歴史というのは、どんどん動いていくので、渦中にいるときに見えないことがあるのは仕方ない面もあるのだろう。しかし過去を紐解くと、今 何が起きているか見えてくることがある。
それぞれの時代にそれぞれの立場で書かれた本を読むよさは まさにこの点にあると思う。
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by hituzi-to-yagi | 2013-12-27 12:51 | 書庫

7月の読書(2013年)

☆読書

お話入門 語る人の質問にこたえて
もっとわたしたちのお弁当
不妊を語る
昔話の本質
ヤナの森の生活
池上彰の政治の学校

☆読み聞かせ(見学)

ふわふわくんとアルフレッド
かいじゅうたちのいるところ
小さいりょうしさん
ふしぎなたいこ
黒猫ミケシュの冒険(一部)
パパの大飛行
くんちゃんのはたけしごと
スサノオ
いなばのしろうさぎ
すさのおとおおくにぬし
おかあさんとこども
金の髪
月を射る
五分次郎
おおかみと七ひきのやぎ
けいてぃー はたらきもののじょせつしゃ
かしこいモリー
鳥呑爺
ロバのシルベスターとまほうのこいし
ラプンツェル
きんいろのしか
エパミナンダス
おはなしおはなし
きみなんかだいきらいさ
ツグミひげの王さま
王子さまの耳はロバの耳
きつねのホイティ など・・・

☆読み聞かせ

かさじぞう
ちいさなさかな

Memo

ちいさなさかな・・・えーー、すごく奥が深いです(^^;
小さな絵本なんですが、どうも私には難しくて、当初 面白さがわからなくて、悪戦苦闘しました。
大人になってしまった今、自分では絶対に選ばない本かな、とも思います。
子供のときの自分が果たして好んだかも今となってはわからないです。もう子供の時には戻れないですもんね。
ただ とても貴重な体験をしました。
今回は自分の好みと関係なく読まなくてはならなくなって、中味を知らずにまずは練習から始めたのですが、その時点で練習のために読むことに違和感を覚えてしまいました。そこで、もっと自分のために読むことを味わってみようと思いつきました。そうして絵を眺めたり、ぱらぱらめくっているうちに、仲間内で読みを聞いてもらう機会があり、読んだ後に 参加者それぞれのちいさなさかなに関しての想いを聞くことがありました。
そのみなさんの個人的な想いの集まりが、ちいさなさかなの絵本に重なって、物語が急に膨らみを増しました。それが、なんと言うか とっても面白かったんです☆
同じような機会にその後2回程恵まれ・・・・・・さっぱりわからなかった本がほんの少し身近になった気がした頃に、ようやく本番がありました。
こどもたちはどう感じたのかな?
それはわからないけれど、こどもたちの前で読んだその出来事までを含めてが、私にとってのちいさなさかなの物語になりました。
・・・・そんな風にして本に関われたことが本当によかったなと思います。

私自身はまだ二つ目のデビューを果たしたに過ぎないので、とても大きな経験で、これからも大切にひとつひとつを重ねていきたいと改めて思いました。

ところで7月の読み聞かせの見学はとっても過酷でした!暑さで聞くほうも語るほうも汗が滝のように流れて、夏の読み聞かせ初体験の私はかなり驚きました(^^;
どの教室でも扇風機が頑張っていましたが、今年の梅雨明け後の暑さは半端なかったですからね。そんななか集中して聞いてくれたこどもたちに感謝です♪♪♪

そして今回、ある小学校で『本当にお話の国にみんなで入ってしまった』と思える時間を経験しました。話し手のかたに感想を聞いたら、ご自身も お話の向こう側へ行ってしまうかと思った・・・と語られていましたが、聞いている私達もお話に入り込んでしまっていて、我を忘れていました。そんなときのこどもたちってすごい集中力なんです。隣りで一緒に聞いていて、まさに肌で感じるというか、クラス全体がすごい一体感と世界で・・・お話に溶け込んでいるというか。
聞く行為自体は受身ですが、なにか見えないやりとりが空間を繋ぐのでしょうかね?
・・・・・・そんな「時」があることに、言葉もないです。
ただただ、感嘆です。
これはちょっと忘れられそうにないです。魔法の時間でした。
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by hituzi-to-yagi | 2013-08-05 10:42 | 書庫

6月の読書(2013年)

☆読書

これから昔話を語る人へ


☆読み聞かせ(見学)

マメ子と魔物
鳥呑爺
かもさんおとおり
バラの花とバイオリンひき
スヌークスさん一家
おはなし、おはなし
おおかみと七ひきのこやぎ
ラチとらいおん
わたしとあそんで
王子さまの耳は、ロバの耳
かにかにこそこそ
シナの五人きょうだい
ゆかいなかえる
ちびくろさんぼ
海べのあさ
女神の死
やまたのおろち
屋根がチーズでできた家


☆読み聞かせ

くんちゃんとにじ

☆ひめりんごのきの会

ベンジャミンバニーのおはなし
プロフシーのこどもたち


☆読み聞かせ自主練

くんちゃんとにじ
ベンジャミンバニーのおはなし

Memo

くんちゃんとにじ・・・児童館で読み聞かせデビューをした♪三ヶ月近く練習を重ねてきたので直前まで緊張はなかったのだけど、まったく緊張しなかったといったら嘘になる(^^;
絵本は素話と違って、相手の顔を見ながら話すわけではないので反応が掴みにくく、やりにくいと言えばやりにくい。読んでいる最中に、反応が気になって、じわりじわりと自分の内側で緊張が高まる感じがあった。もっと集中しなきゃ!と反省。

周囲からは、練習のときよりはよい感じだったと後でお褒めの言葉をいただいた♪
注意点としては、絵本が後ろに寝てしまうと子ども達に見えにくいので、持ち方に気をつけること。

その後、知り合いのカフェでもくんちゃんとにじを読んだ。今度は大人相手で、あまり絵本に興味がないと思われる人々相手で、完全にアウェーな状況。プログラムには組まれていたが、賑やかすぎてやめようかどうしようかというなか、読んだ。
読み始めたら、いつものくんちゃんの好奇心旺盛な様子に自分が引き込まれて、楽しく読めた♪♪♪
お客さんも、最後は集中して聞いてもらえた様子。これも経験なのかな、と。
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by hituzi-to-yagi | 2013-07-07 13:56 | 書庫

5月の読書(2013年)

☆読書

旅する遺伝子
こうのとり追って
ホビットの冒険 上下 (数回目)

☆読み聞かせ(見学)

あかずきん
ねむり姫
じてんしゃにのるひとまねこざる
おさるのジョージすいぞくかんへいく
まめたろう
世界でいちばんきれいな声
ねことねずみ
スヌークスさん一家
シェヘラザード 船乗りシンドバードの冒険から「ダイヤモンドの谷」
アラクネ
かちかち山
金の髪
しずくの首飾り 等・・・

☆ひめりんごのきの会

今日はよいてんき
ペレの新しいふく
だいくとおにろく

☆読み聞かせ自主練

くんちゃんとにじ
だいくとおにろく
ベンジャミンバニーのおはなし
なら梨とり


Memo

時々、読み聞かせの会では『読み比べ』というのをする。
絵本にはいろいろあって、どれを選んだらよいか迷う人もあるかと思うが、この読み比べをすると、その迷いがスッキリすることが多いのでお薦め♪
今回は「じてんしゃにのるひとまねこざる」と「おさるのジョージすいぞくかんへいく」の2冊を読み比べた。
絵の伸びやかさ、主人公から受ける印象、内容等など・・・一見、主人公が同じで作者も同じで中身もそんなには変わらないんじゃない?と思うが、これが読み比べてみると違いがわかるんです。(今回の2冊は絵は似ているが実は作者は違う)
自分で読むより、人に読んでもらうのを見るほうが客観的にわかるかと。
とにかくやってみたらいいよとしか言えない。すごく面白いです♪

ホビットの冒険は、小学生の頃図書館の司書の人に薦められて読んで以来、何かの度に読み直したくなる本で、毎回発見があるというか、楽しい。

私は小学校の高学年のときの担任に乱読を勧められて、本の読み方が変わったのだが、一方で同じ本を何度も何度も繰り返し読むのも好きで、本というか、言葉というのは本当に味わい深いものだと感じている。
読み手と書き手の経験と世界が重なり合って生まれる世界があると思うのだ。
そして、それは何度振り返っても「そこにある世界」としてこころに刻まれる場合もあるし、読むたびに違いや成長を感じる、違う世界への扉となる場合もあるのではないか。
そんなことを思う。
本に限ったことではないけれど。
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by hituzi-to-yagi | 2013-06-10 08:39 | 書庫

4月の読書(2013年)

☆読書

てづくりのきほん
あんこのおやつカレンダー
ヒロシマ、ナガサキ、フクシマー原子力を受け入れた日本ー
彼女たちの年齢革命(4回目)

☆読み聞かせ(見学)

ふわふわくんとアルフレッド
ぞうのババールーこどものころのおはなしー
ちいさいおうち

Memo

あんこおやつカレンダーはおやつづくりの料理本です。見ているだけで楽しい♪
借りている間は結局、豆乳にあずきときなこを入れるドリンクを作っただけで、
活用できずに返却期間が来たため、また再度借りて作らないことには意味がな
い~(^^;
他にもあずきとプルーンのマフィンとか、イチジクとあずきのタルトとか、気
になるおやつの作り方・アイデアがいっぱいです。

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマは、40代以降の人が読むと自分の人生の流れ
と原子力政策がどう重なっていたのか、時代を追って確認できる内容。
なんとなく、いつのまにか、という多くの人が抱いている印象・気分・もやも
や感など個人の感覚や時代のムードから始まり、それとは別に原発と原爆には
歴史があって、この国(政府)がどこを目指してきたのか浮き彫りになる書き
方と思う。作家の思考のプロセスを平易に文章にしており、こどもにも読みや
すい。(もともとこども向けに書かれた本です)
読み終わったあと、自分の力でもう一度原発と原爆について考えようという気
持ちになった。

彼女たちの年齢革命は女性の様々な生き方を作家さん自身の思いを織り込みつ
つ、その人となりを紹介したもの。
以前私が通っていた刺繍教室の先生が掲載されているのをきっかけに購入した
もので節目に何度も読み直している。
人のもつ個性は様々だが、では自分はどんな個性、要素で成り立っていて、今
の状況はどうなのか、今後どうしていくか・・・人を客観的に見ることで、一瞬
でも自分に対して客観的視点を持つ時間ができる。~~そんな感じかも。
なんにしろ、素敵な人の話は元気をもらえる♪

ふわふわくんとアルフレッドはくんちゃんシリーズと同じ作家さん。私は好き
なお話かも。自分でも読んでみたいと思った。
上記にあげた絵本はどれも私にとっては初めて知るお話ばかりだった。細かい
点を除けば、どの絵本もいいなと思った。
大人になるとあれこれ気になることがでてくるが、こどもの受ける印象・影響
は大人の思うところとは違うというのがその理由。
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by hituzi-to-yagi | 2013-05-13 08:31 | 書庫

2月の読書(2013年)

☆読書

種まきノート
こども図書館135号
くんちゃんとにじ
うんがにおちた牛
お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語
ーダルフンカー金持ちが永遠に生きる町
ランツフ
ワルシャワのハヌカ前夜
おとなになっていくこと
レメルとツィパ
自分はネコだと思っていた犬と自分は犬だと思っていたネコのお話
山の上の火


☆読み聞かせ(見学)

秦野の民話
だんだんのみ(新潟)


Memo

だんだんのみは、鬼がでてくるお話で、初めて聞いてとてもびっくりした。
日本の昔話らしく、力強くて、あっけらかんとしてて、底抜けに明るい楽
しいお話。これは覚えて、話せるようになるといいなと思った。

秦野の民話もちょうど節分に関係するお話で、鬼がでてきたのだが・・・鬼が
増えるにはあるきまりがあって、それがこどもの素行(!?)と絡めてあって
笑っちゃった。よくある、悪いことをしたら・・・ということなのだが、そこに
もう一ひねりあるのです。喋りたいけど、我慢、我慢!
どこかで聞く機会がありましたら、どうぞ~!!
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by hituzi-to-yagi | 2013-03-12 17:29 | 書庫

1月の読書(2013年)

☆読書

絵本の与え方(再読)
果てしない宇宙のなかで思うこと(再読)
ほんとうはひとつの話

☆読み聞かせ(見学)

天福地福
桃太郎
だいくとおにろく
なら梨とり
ルンペルシュティルツヘン
十二人兄弟
ラプンツェル
うみのみずはなぜからい
金いろとさかのおんどり
五分次郎
アラクネ
ぬか福と米福
マレーン姫
ごろはちだいみょうじん
海べのあさ
マイクマリガンとスチームショベル など

☆ひめりんごのきの会

サリーのこけももつみ
かにむかし
ジョニーのかたやきパン


Memo

「絵本の与え方」は、どこから読んでも興味深く読める。一度読んだだけでは
足らず、再度、細かく読み直しているところ。1978年に出版された。
古い本ではあるが、内容は古さを感じない。今の子育て世代が読んでも非常に
面白いと思うし、得るものも大きいだろう。
蛇足ではあるが、思うに、絵本に限らず、「出会い」というのは極々個人的な
ものだ。誰が見ても「素晴らしい本」は確かにあるが、絶対ではないと思う。
ひとりひとりが決して同じではないように、感受性はひとそれぞれ。その人に
ぴったりくる出会いがひとつでもあればよいと思う。権威に依るのではなく、
自分を島とするのが基本ではないだろうか。

「果てしない宇宙のなかで思うこと」は、宇宙飛行士、毛利衛さんの著書。
いろいろな角度から、何度読み直しても面白く、これも読み直した。この本を
もとに、いろんな人と議論してみたいと思ったほど。

素話に関して。
お話のなかに歌がでてくるものがあって、お話の美しさ・不思議さをより一層
盛り立てるのを感じた。
素話の調子というか、独特の節なのか、お話を聞くのはなかなか楽しいが、真似
るのは難しく、語るのはまだまだ先になりそうである。
それにしても、お話が楽しくて、楽しくてたまらない。
お話の世界というのは一体なんなのか。
子供の頃に聞いた話が、今聞くとまったく違う気付きを伴って聞こえてくるから
不思議だ。人生というのは無駄なことはなにひとつないのかもしれない、と意外
なところで思わされた。
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by hituzi-to-yagi | 2013-02-02 17:36 | 書庫

12月の読書

☆読書

たのしいお話 お話を子どもに
ホビットの冒険(上)
ホビットの冒険(下)
王の帰還(下)補完
国をつくるという仕事
絵本の与え方
クローディアの秘密
おはなしの知恵
果てしない宇宙で思う未来のこと
本当に大切にしたい日本の暮らし

☆読み聞かせ(見学)

セシのポサダの日
屋根がチーズでできた家
神の道化師
魔法の馬
ウィンクルさんとかもめ
馬子どんと山んばあ
小さいりょうしさん
牛方とやまんば
わらしべ長者

☆ひめりんごのきの会

うんがにおちたうし
きつねのとうさん
ロンドン橋がおちまする!
りんごのき
マルチンとナイフ
かあさんねずみがおかゆをつくった
三人のちいさな人魚
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by hituzi-to-yagi | 2012-12-31 17:53 | 書庫