みどりのおうちのじかん tenobe.exblog.jp

誰にとっても、日々の暮らしは かけがえのない時間。ひとつひとつを大切に物語をつむいでいきたい


by hituzi-to-yagi
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水と風と生きものと

9月のことだが、中村桂子先生の「水と風と生きものと」という映画を観にポレポレ東中野へ行った。
映画のことは他のかたが感想その他を書いておられるので譲るとして、ポレポレで上映した際は期間限定でなんと!普段、生命誌研究館にある展示物が隣のカフェで行われ、存分に楽しめた。

現在は関西方面で上映しているらしい。興味を持った方のために一応、情報を置いておく。
「水と風と生きものと」http://tsumugu.brh.co.jp/ 
Facebookの方が最新情報を得やすいかもしれない。
明日までの上映のところもあるらしい。https://www.facebook.com/tsumugu.biohistory 参考までに。

さて、中村桂子先生と言えば=「生命誌研究館」と言ってよいくらい、私のなかでは切り離せないイメージがあるのだが、どうだろう?

そもそも私が初めて中村先生を知ったのはヒッポファミリークラブの「DNAの冒険」という冊子による。もう20年前くらいのことだ。
ご存じない方も多いかもしれないが、「DNAの冒険」という書籍はとっても面白い試みからできていて、生命そのものをと言ってもよいかもしれないが、DNAを言語を学ぶのと同じように学ぼうとした試みでもある。また他方、赤ん坊が生まれて言語を習得していく過程をDNAの働きと重ねて考えてみたりもしている。他にもいろいろな見方を試みた過程がこの一冊に詰まっているのだが、それを書いたメンバーが、ヒッポのなかのあるメンバーたちなのである。
そもそもヒッポファミリークラブは多言語を学ぶための集まりらしいのだが、そのなかでも更にーことばと人間を自然科学するー集まりとして「トランスナショナル・カレッジ・オブ・レックス」(通称トラカレ)というのが存在していたらしい。このトラカレのメンバーがそのあるメンバー、即ち「DNAの冒険」の共同著者となっているわけだ。
トラカレにはヒッポで多言語を学んでいる人なら誰でも入れるわけではなく、物理学者のハイゼンベルクの「部分と全体」という本を何回も読むことが入るための課題だったらしい…(と「量子力学の冒険」を読むと書いてある)
「らしい」ばかりが続くが、それというのは、外部から窺い知れることは限られており、当時私はこのーことばと人間を自然科学するーという文言に魅かれて、多言語って言語だけをやるんじゃないんだ、遺伝子もやるってどういうこと!?おもしろそーー♡とヒッポの見学に何回も足を運んでは会を楽しみ、その度に気になる書籍を手に入れた。が、地方在住だったため、この会の実態を本当には知ることが叶わず、入ることはしなかったからだ。だから、これらはあくまで部外者の私がそう思ったという話に過ぎないことを断っておく。

そういう訳でとにかく書籍が抜群に面白く、以来いつの間にか20年も経ったが、本を徒然に読み返し、後ろのページに協力者として名前が書かれている先生方のなかで興味があるかたの書籍を探して追っかけてきた。(中村桂子先生の名前はここの協力者としてでてくる。他にも坂田明氏、赤瀬川原平氏、南部陽一郎氏など今にして思えばええっ!!て人の名前が並んでいるが、どこまでも謎…^^;)

生命誌研究館についてはHPを拝見していただくとわかるが(生命誌研究館 http://www.brh.co.jp/)、『DNA(ゲノム)は壮大な歴史アーカイブである』として、ゲノムを読み解くことから生命・人間・自然を知り、それらを大切にする社会をつくっていくことにつなげたいということを第一に唱っている。
一言で言うとそういうことなのだろうが…そこで早速「?」はてなってなる人もいるかもしれない。

その「?」はてなってところからが、ホントはとっても面白いところなので、是非ここからの窓をご自身で開けてもらえたらと思うが、私は一介の単なるファンに過ぎないので、これ以上宣伝みたいなことをするのもちょっと違うかなと思う次第。
愉しみは密かにおこなうからよかったりもするしね。
(私自身はいのちが一番おもしろいと思って、ずっと博物館や天文台に関わったり、興味のまま本を読み散らかしてきたので、その一つとして生命誌研究館のおもしろさをここに書いてみたに過ぎない)

しかしまあなんだかわからないけど自分のなかの「わくわく」が動くなぁと思った方がもしいらしたら、気になるところから追っかけてみてはいかがでしょうか☆彡(^^)♪

生命誌研究館では、研究者も生活者という視点を失わずにいようという意識があると感じる。そこがとてもよく伝わってくるのが、HPのなかにある桂子先生の「ちょっと一言」のコーナーだったり、様々な分野の方との対談だったりする。HPの読者である私やあなた、誰でも、メールで対話ができるのもとてもユニーク。そしてそれがオープンになっている。
また、研究館から発行されているDMがとてもよく考えられていて、毎回作るのが勿体なくなるような工作もついてくるので、一人で或いは家族で楽しむのもよし、膨大なアーカイブの中から生命に関する情報を探し出して深めるもよし、いろんな関わり方ができる。
それは科学音痴な私からすると、とってもオイシイ場所でなのある。
私はいつまでたっても数式は苦手だが、でもわからないなりに問いを繰り返して考えていくことは一つでもやったほうがいいと思っている。また倫理的な面からも多くの人が科学に関心を払うことが大切と考えているので、ここは楽しく、諦めないでいられるための窓口みたいなものでもある。

館自体は外から見るとどうということはないのだが、のぞいて見ると驚くほど派手というか、万華鏡のような中身にわくわくすること間違いなし。(あくまで主観です)

さて、実はこの日、この映画から繋がる二つの出会いがあって、それもとても素敵な出来事だったので年を改める前に引き続き書きたいと思う。書ければだが💦
今日のところはここで締めることとする。

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(5月のある日の空。私が撮るとどうも傾くなぁ^^;)


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by hituzi-to-yagi | 2015-12-17 19:00 | ひと