或る日

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或る日の夕暮れ。
梅雨の長雨が始まって間もない頃・・・あっ、陽がさしていると気が付いて、空を見に外へでた。
様々な色と水を含んで、幾重にも畳まれて、そして 広がる雲、空。

太陽はずっと、ずっと先。空の、ずっと先、宇宙の彼方。

毎日、どこから涌き出てくるのか空からの水に洗われて、洗われて、
流されないようにしがみついて、 
あともう少しと待つ、夏の光。
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今年の梅雨はあまりじめじめした感じを受けていません。
割合、例年通りの梅雨空です。
いつも梅雨時はいまひとつ体調がすぐれないのですが、
低空飛行なりに元気で過ごせているせいかもしれません。

子どもの頃、川の近くに住んでいたせいか、何かあると川の流れを見て時を過ごしました。
次々と流れ込んで合わさっては姿形を変えて海へ向かっていく水の在り様は、
ただただ、美しく、力強く、心惹かれました。
(空模様も川の流れと似てますね。一刻もとどまっていません)

ことに雪融け水が流れ込む時期の痛みを伴う冷たさ、根を張ったかのように厚い雪が少しずつ崩れ融けていく様は
どんなに遠く離れても、私のなかに鮮やかに残っています。

そして今、雪のほとんど降らない地域に住んでいて、それらを思い出すのは、何故かこの雨の季節なのでした。












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by hituzi-to-yagi | 2015-07-09 13:44 | そら